2024-12-16
獨歩スペインイベント体験記。

令和5年の獨歩グランドオープニングに続き、令和6年も獨歩1周年に合わせて開催された、スペインはカタルーニャからのダヴィッドシェフを招いてのイベント。
10月23日から3日間にわたって開催されたイベントは、昨年とは異なり、料理を味わうことに集中できたように思う。
実は昨年のイベントは、獨歩の外観や内観、設えにすっかり目を奪われてしまい、料理そのものが頭に入ってこなかった。
そんな話を獨歩スタッフにしたところ、「新店舗そのものが情報としてたくさん目に飛び込んできたので、無理もありませんよ」とのこと。
うーん、そう言われてホッとしたものの、イベントを記録として残しておく獨歩事務局としてはどうなんだろう、と思っていた。
だから今回、料理を味わい、ダヴィッドさんスゲーと感嘆できたことに、安堵したことを記しておく。

思いが重なると奇跡しか起こらない。
とは宮澤さんの言葉だが、今回のイベントに関しても同様で、ダヴィッドさんがつくる料理のために集まってきたのではないか、という素材があったように思う。
例えば、トリュフ。
聞き間違いでなければ、「初めて入ってきたんです」のようなことを宮澤さんは話していたように思うが、すごいタイミングだ。
そして、鯖とオリーブ、鮪と生ハム、鰹と南蛮の小皿料理。

見た目は宮ざわ各店舗で出てきそうな魚料理でも、味わいは違う。
3種の魚を少しずついただける心配りに感激しつつ、しかしもっと食べたいと感じてしまった。
そして、あれ、写真がないので残念だが、個人的に驚いたのは、ヘーゼルナッツと葛。
宮ざわ名物の一つである焼き胡麻豆腐の見た目で韻を踏み、しかし味わいは洋風というかスイーツというか。
もはや日本料理やスペイン料理、といった括りはなく、美味しいものは旧来の分類を飛び越えてしまうと感じた逸品だった。
本物は時代を超える、と言われるが、美味しさは国境も時代も超えるんじゃないかな、と思う。
なんだか話が壮大になりそうなので、ひとまずこのへんで。