2024-02-26

「京野菜、沖縄野菜。遠野は食材ではなくエキセントリックで」

京野菜、沖縄野菜。

遠野は食材ではなく、エキセントリックで、味に味をぶつけまくったら、面白いかなと感じております。

ある日のグループLINEで要太郎さんからこんな一言が。

渡真利さんが宮古島、沖縄の食材をイベントの献立候補にどうだろうと遠野と京都に送り、要太郎さんと泉さんが食材の感想を伝え合う。

そんなやりとりの中で出てきた要太郎さんの一言に、遠野という地の特色が表れていたように思う。

今年は雪が少なかったが、例年冬になると雪で覆われる遠野。

とおの屋要で要太郎さんを支える石川さん曰く、この時期の献立は茶色っぽいものが多いと。

以前、こんな投稿を彼女のインスタグラムで見かけた。

季節柄、冬は取れる食材に限りがありますので、茶色やベージュ色のコース料理が続きます笑

ディープでちょっと暗い…
東北らしさを味わいに是非お越し下さいませ＾＾

そもそも食材がないのだから、そういう見た目になるのは致し方ないし、むしろそういう見た目の方が、この時期の遠野では自然なのだろう。

こんなことを思い出していたら、新作のお酒、 “田の喜怒哀楽” を思い出した。

田の喜怒哀楽で目指したことは、遠野の土地。

遠野の土地の喜怒哀楽を表現すること。

この中にはたぶん、四季ごとの土地の表情も、含まれているんじゃないかとふと思った。

そんな要太郎さんの料理というか叫びが味わえる、とおの屋要。

京都から要太郎さんの元に飛び込んだ糸井さんは、ポンコツ酒場を任され、石川さんは5月開店予定のレストランで腕を振るうと。

じゃあ、要太郎さんはどうするんだろう？ひとりで、とおの屋要を？

すでに考えはあるようだが…

獨歩で、要太郎さんの本音を聞いてみたいと思う。